二月某日(曇りのち雨)。 かねてよりの計画通り、東映映画館へ。 同行者は風伯姫嬢。……彼女という同朋がいなければ、流石に一人では見に行こうとまでは思わなかったかもしれない(笑) 早めに映画館入りをして、縦横どのラインからもど真ん中の席を確保。日曜なのにガラ空きな事に若干不安を覚える(苦笑) そして、実写版デビルマンの予告に「見たいかも!」などと言い合いながら待つことしばし。 「「おお、綺麗(^▽^)」」 荒木・姫野の黄金コンビ、そして最新の映像技術をのっけから堪能(嬉) そして、敵キャラ三人集登場。 「なんで、イカロスに、テセウスとオデュッセウス? しかも、オデュッセウスは頭脳派でしょう、……闘えるだろうけどさー」 「それより、アルテミスの配下が男ってどうよ? アマゾネスみたいな女戦士の方が自然じゃない?」 「そうだねえ。男でも、まだ、オリオンなら分かるけど〜」 ……『星矢』がきっかけでギリシア神話が好きになった二人の関心はそこだった(笑) 主人公も出た。 星矢……アテナに看護してもらってたとは!!Σ( ̄□ ̄;) いいんだろうか、いろんな意味で(笑) 取り合えず、沙織さんがアテナとして若干パワーアップしていたことが印象的だったかな? そして、公式HPで我々を散々不安がらせてくれたアルテミス登場。 何で不安だったって? だって……。 「アルテミスってアテナに憧れて処女神の誓いを立てたんだよねえ(−−;)」 「妹に憧れる姉って……駄目姉じゃん(^^;)」 「つーか、アルテミスは何があってもアテナ寄りだよねえ」 「少なくとも、好意的中立だと思う」 「そもそも、のっけからアルテミスってどうよ?」 「そうだね。序盤に出てきてやられるかませ犬役は……」 「「『顔だけアレス』の役目だろう(断言)」」 と、色々な意味でかなりドキドキものだったアルテミス。 まあ、思ったのは。 アルテミスは月の女神だけど、いきなり地上を夜に出来るほどの力はないだろ(失笑) それは原初の神にして夜の女神・ニュクスの力だろうさね〜。<オリュンポス神族の能力の程を評価していない月読(笑) 「まあ、これはこれでビジュアル的にはいいんだけど……服装がねえ」 「狩衣でしょう、アルテミスは。あと、髪型もこれは狩猟神としては動きにくいんじゃない?」 「うん、結い上げてるイメージだよねえ」 「化粧もしてないと思う。そういうの無頓着そう」 「やっぱり、アレは儀礼用かなあ」 「『久しぶりに姉妹に会うからおめかし(^^)』とか?」 「(^□^)」 パンフを見て、アルテミスとしては背が低いなあ、とも思った。アルテミスって『背が高い』って聞いたことがあるので……。 「まあ、性格・言動的にもコレならありかな」 「うん、アテナの事を嫌っての行動ってワケじゃないしね」 「揺れてるし」 などなど、不安に思った割にはアルテミスの感触は悪くはなくて、一安心。 さてさて。 いいのか、ハーデス編、そこまでやってないのに映像化して! とか ここでようやく古谷さん初台詞かよ! とか 魔鈴さ〜〜〜〜ん(^○^) とかはちょっとはしょって(笑) 今回最初の(月読的)衝撃シーン。 「誰へのサービスショットだああああああああ!!!!!」 いえ、ラストにも通じる叫びですが(笑) 「誰へのサービス? 誰への?」 「女性ファンじゃない? まあ、男の裸なんて嬉しくないけど(キッパリ)」 「上半身はともかく、全身は私も嫌だ(断言)」<月読は胸板・仮面ライダー的腹筋マニア(笑) 「画面、暗くてよかったね(^^;)」 「ほんとにね……(^^;)」 「でも、蟹と魚が背中を守りあってたの、かなりツボだった〜(^▽^)」<年中組好き。 「シュラとカミュが背中合わせになってたのも良い感じだったよね〜。やっぱりハーデス編を意識してたんだろうね(^^)」 「慟哭の三人衆〜〜(>▽<)」 「ムウもかっこよかった〜(^O^)」<ムウが好き。 「シオン、かっこよかった〜、老師も良かったよ〜(^ー^)」 「ハーデス編のシオン、初めて見たよ。あんなんだったんだね」<二人ともDVD見てない。 「ところで……あれ、石柱さん's……」 「「カノンは?」」<双子好き&カノンファン。 「確認出来なかったけど、カノンいたっけ?」 パンフ見たらいました。レイアウト画にちゃんと双子セットで(失笑) 「ていうか、いないとおかしいよね」 「あの石柱の頭数、何人か知りたいよ〜、人数分かれば、カノンがいるかどうか分かるのに(>.<) ああ! 知りたい、石柱の配置図!!<( ̄□ ̄;)>」 「は! そういえば、アイオロスはいたんだろうか」 いませんでした。少なくともレイアウト画は確認出来なかった。……嘆きの壁のみ登板ではカウントされないのだろうか。 以前、風伯姫嬢が「アテナ(神)を守って死んだんだしエリュシオンにいたんじゃないの?」と云った事を思い出すぜ。 「でもさ、あれ、黄金聖闘士、今後復活の予定はあるのかな」 「どうだろう? でも、わざわざあんな目立つところに突っ立ててるあたり、復活しそうな気もするよね」 「いや、黄金好きとしては復活して欲しいんだけど」 「うん、アテナの血も浴びてたっぽいしね、あの石柱。第一、ストーリー上なくても支障ないしね、あのシーン」 「伏線っぽいよね〜。でも……あの状態で復活したらやっぱり……そういうことなのかな。良かったね、黄金聖衣で(^^;)」 「いや、魂だから、っていう意味での描写だったのでは?(・_・;)」 「でも、あれじゃ(服)着てない状態で復活しそうじゃない? あ、シャカはヤバイか!?」 この後、裾がヤバイ黄金聖衣のリストアップをしてしまった月読はちょっと阿呆です(爆) でも、個人的に、サガが地肌に聖衣は、あの一度きりだと思います。 だって、いつもそうだとしたら、同じ聖衣を着なくちゃいけないカノンが嫌だろ。いくら血のつながった兄弟とはいえ……他人(男)が素肌に着てた聖衣――むう(汗) あと、シャイナさん、かっこいい!姐御! 邪武と市という、青銅二軍もちゃんと抑えてくれていて、旧来からのファンへのサービスもバッチリ!(喜) 今回の戦闘シーンは映画には珍しく一輝・瞬兄弟クローズアップで兄弟好き&瞬ファンには嬉しい限り。 「ポケット怪獣(一輝)召・喚!(^□^)」 「瞬かっこいい〜!(^▽^)」 「グッジョブ! アニメスタッフ!b(・ー<)―☆」 「原作の男らしい瞬で嬉しいよ(^^)」 『僕が兄さんを守る』も『この傷の一つ一つがアテナの聖闘士の証』もポイント高かったよ!(歓喜) ……起き上がる時、瞬が内股だったのだけは納得いかんがね(苦笑) 逆に……扱い悪! 紫龍と氷河! 「オデュッセウスとこっちの二人、扱い悪いな〜(^^;)」 「まあ、前の映画ではずっと贔屓されてたことだし、この位しなきゃ、等分じゃないって」<元紫龍ファン(笑) 「しかし、聖域の敷地って一体何ヘクタールさ……?」 「いや、途中から異次元行ってるって」 既にここは何処?状態(笑) 完璧、星矢×沙織な辺りは別にどうでも良かった。 それより。 「魔鈴さんの弟!?Σ( ̄□ ̄)」 「だから、一人だけ漢字名だったんだ!?Σ(@O@)」 「「詳細な設定が知りたい!!!」」 もう、こっちのほうが燃えたね。 「お〜、ちゃんとアルテミス、弓を使ってるよ。……でも、手で弦を引かないんだね」 「でも、ちゃんと黄金の弓だよ。『黄金の矢を射る』女神に相応しく。調べたんだね、アニメスタッフ」 「偶然かも知れないけどね(^^;)」 「次の時、アポロンが銀の弓使わなかったら、調べてないかもな」 「月が金で、太陽が銀なんだ。普通、逆のイメージだよね」 「ホメロスは『イーリアス』でそう表現してたよ。『銀弓の神』なんだって、アポロンは」 「アレスは?」 「え〜と……武器は大槍で、青銅の鎧を着けてるって書いてあった気がする……」 「なるほど、当時のギリシアには鉄はなかったんだ」 ……おっと、脱線。 そして。 我々は信じてました。疑ってもいませんでした。 アルテミスのピンチには『奴』が来る事を。 「「シスコン、降臨!!(^□^)」」 ……太陽神たるボイポス・アポロンも、我々にかかれば所詮シスコン(笑) 「コレ(ポスターの赤毛男)絶対アポロンだよね」 「アルテミスにはもれなくアポロンが付いてくるからね。……逆はないけど(^―^)」 「シスコンめ(−o−)―3」 「アレスはマザコン」 「ディオニュソスは飲んだくれ」 「ヘルメスはうそつき盗人」 「「……ゼウスの遺伝子はろくなもんじゃねえ」」 ――なんて会話もしてたくらいだしね(笑) 今回の映画で、シスコンアポロンは(笑)新たな称号を我々から贈られることに(爆笑) 「変態!」 「シスコンの上に変態!」 まったく、なんて男だ(笑) 「『お兄様の身が心配』って、神々は地上にいるとなんかあるのかなぁ」 「え? アレってポセイドンやハーデスの二の舞を踏むぞって意味じゃないの?」 「それって、脅し?」 そうして、場面場面では楽しませてもらった『天界編序奏』。 その最後に待っていたのは……。 「「「「どういうこと!? ソレ」」」」 月読達ばかりか、後ろに座っていた二人組まで驚愕の呟きを漏らした結末だった。 「アレは……続き出せなかった時用の保険?(−_−;)」 「……アレからどう続ける気なんだろう?(・_・;)」 やって下さいね、続きっていうか、本編。 「総括としてはアレだね、『ダイジェスト版』」 「むしろ、劇場版でやること自体、無謀。あれだけの話はTVでやるもんだよね」 「せめてDVD」 「キャラとか、設定は悪くなかったんだけどね〜、ストーリーがアレだね〜」 「それ、一番駄目じゃん」 |
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