た行
タウマス ポントスとガイアの息子。
「驚異」の意。海の老人の一柱。
タナトス ニュクスが単独で産んだ息子。ヒュプノスとは双子。
「死」の意。死の男神。死者を冥界へと連れて行く死神であり、死すべき定めの人間の髪を一房切り取り冥界に持ち帰る、告死天使の役割を持つ。
神々の検証も参考のこと。
タルタロス カオスより誕生した。
「奈落」の意。冥界の最下層をあらわす神。人格としての存在よりも象徴としての存在。
空間としてのタルタロスは、地上から九日九夜落ちたところにあり、三重の青銅の囲いと門に閉ざされているという。
テイア ガイアとウラノスの長女。ティターン女神ティタニス六柱の一柱。
「神聖」「神聖な」「神聖な女」などの意。
“バシレイア”“アイトラ(「晴天」)”“エウリュパエッサ(「遠くまで輝き渡る女」)”とも呼ばれる。
ディオニュソス ゼウスと、テーバイ王カドモスの娘セメレの息子。
「ニュサのゼウス」の意。酒と陶酔、狂気の男神。演劇の神でもある。
妊娠中に母がゼウスの雷光によって焼け死んだ為、ゼウスの太腿の中で誕生まで養われた。
クレタ王ミノスの娘アリアドネを妻にしている。
“リュアイオス(「解放者」)”の別称を持つ。
デイモス アレスとアプロディテの子。
「恐怖」「恐慌」の意。
テティス ドリスとネレウスの娘達である、ネレイデスの一柱。
「処理するもの」の意。
ヘパイストスの養母であり、九年間彼を育てた。
“必ず父よりも偉大な子を産む”という予言を下されていた為、人間のペレウスと娶わされ、アキレウスを産む。
ヘラに育てられた、という説もある。
テテュス ガイアとウラノスの娘。ティターン女神ティタニス六柱の一柱。
「祖母」の意。
ティタンマキアの間保護していた縁で、ヘラを可愛がっている。
テミス ガイアとウラノスの娘。ティターン女神ティタニス六柱の一柱。
「公正」「掟」「秩序」などの意。法と掟の女神。
ゼウスの二番目の妻。
デメテル レアとクロノスの娘。
「母なる大地」「大麦の母」の意。豊穣と農耕の女神。
娘コレー(ペルセポネ)がハーデスに冥府へと攫われた折は、それと知らず娘を探し回り、世界中を放浪した。
その後、ヘカテの協力を得て、ヘリオスから娘が冥界へと連れ去られたことを知り、また、娘の婚姻が、彼女ら母子に無断で決められていたことに腹を立て、職務を放棄し閉じこもってしまった。
青い穀物の女神としての別称で“クロエ”とも呼ばれる。
イアシオン(ゼウスとプレイアデスのエレクトラの息子)との間に、地中の富の神プルトスをもうけた。
テュポン タルタロスとガイアの間に生まれた末息子。
ギリシア神話最大の怪物。テュポエウスとも。
全身に羽が生え、腿から上は人の姿、腿から下は巨大な毒蛇の姿をしており、肩からは百の龍の頭が生えていたという。大地が産んだあらゆるものより大きさと力が優っていた。
トリトン ポセイドンとアンピトリテの嫡男。
「第三のもの」の意。海神。波を鎮める法螺貝を持つ半人半魚の男神。その法螺貝を吹き、船を難破から救う。
父ポセイドンと共に、海底にある黄金の館に住んでいるとされる。
パラスという娘がいたという説もある。

な行
ニケ ステュクスとパラスの娘。
「勝利」の意。勝利の女神。アテナの従属神。
ニュクス カオスより誕生した原初神。
「夜」の意。夜の女神。また、あらゆる争いを中断させる仲裁の女神でもある。
ゼウスも敵対することを恐れた強大な神。
ネメシス ニュクスが単独で産んだ娘。
「応報」「正当な怒り」「義憤」「憤り」などの意。因果応報と復讐の女神。悪行に対する報復を司る。
“アドラステイア(「遁れ得べからざる女」)”の別名を持つ。
ネレイス達ネレイデス ドリスとネレウスの間に生まれた、五十人の海の女神達。
「水に濡れた者」の意。
抜粋すると、次のような女神達がいる。
 アンピトリテ:別項参照。
 エウドラ(「善きものを贈る」)
 テティス:別項参照。
 グラウケ(「灰色の」)
 キュモトエ(「波早い」)
 ペルゥサ(「(船)運ぶ」)
 パノペ:航海者を嵐から救う女神。
 ガラテイア(「乳白色の娘」):美女。
 テミスト(「義しさ」)
 プロノエ(「先見」「予知」)
 ネメルテス(「誤りない」)
ネレウス ポントスとガイアの間の長子。
海の老人。変身と予言の力を持つ。
妻と娘達・ネレイデスと共に海底にある銀の洞窟で暮らしているとされている。
ノトス アストライオスとエオスの子。
南風の神。『変身物語』によると、降雨を司る神でもあるらしい。
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