キン肉万太郎「……父上」 テリー・ザ・キッド「……パパ」 ジェイド「……レーラァ」 チェック・メイト「……サンシャイン・ヘッド」 ケビンマスク「…………くそ親父」 ボーン・コールド「…………じじい」 「「「何で、若いんだ!!?」」」 セイウチン「うひゃあ……全盛期の伝説超人達だぁ(驚)」 ガゼルマン「だが、何だってみんな若返っているんだ?(汗)」 キン肉マン「これは一体どうしたことじゃ?」 テリーマン「驚いたな……。どう見ても、二十代の頃のお前だぞ」 ブロッケンJr.「本人……に間違いないよなあ。確かにウルフマンだ」 ウルフマン「まったく、何がおこったんだ、これは?」 ロビンマスク「ふむ。確かに……若返っているようだ」 ラーメンマン「しかし……何故、このような不条理なことがおこったのか」 キン骨マン「だわさ」 ハラボテ・マッスル「一体全体どうなっておるんじゃ」 万太郎「うわあ! ブルドック爺さんまで若いぃ!!」 キン肉真弓「こりゃ、万太郎! なんじゃ、その口の利き方は!」 万太郎「ひえええ! おじいちゃんまでぇ!!」 ブラックホール「カーカカカ! それはこの私が説明してやろう!」 バッファローマン「おう、久しぶりだな。ブラックホール」 ブラックホール「おお、バッファローマンではないか。久しいな。六騎士の方々もお揃いか」 ザ・ニンジャ「ふむ、おぬしも元気そうだな」 ハンゾウ「むう。よもやこのような若いザ・ニンジャを見ることがあろうとは……」 ペンタゴン「おお。ちょうどよかった。ブラックホール。来月の九日はじいさんの法事だと連絡を回そうと思っていたところだったのだ」 ブラックホール「再来週か。了解した」 イリューヒン「……妙に暢気な話題だな(困惑)」 キッド「……あの、バッファローマン先生」 バッファ「なんだ?」 キッド「……お知り合いですか?(ドキドキ)」 バッファ「ああ。悪魔超人時代の同僚だ」 キッド「同僚!?(驚愕)」 ガゼル「……ペンタゴン先生。その悪魔超人の方とどういうご関係で?(汗)」 ペンタゴン「うむ? 従兄弟だ。タッグパートナーでもあったぞ」 ガゼル「悪魔超人と!?(後ずさり)」 ジェイド「……どういう家系なんだろう……?」 セイウチン「……兄弟で悪魔超人と正義超人に別れたのか、それぞれ結婚相手がそうだったのか、ちょっと気になるだね」 アシュラマン「で? ブラックホールよ。何がおこってこのような不可解な状況に陥ったのか、説明出来るというのならばしてもらおうではないか」 万太郎「ひええ! アシュラマンもぉ!!(本誌にてただ今対戦中)」 ケビン「……こいつは若返ってんだかどうだか、わかりゃしねえな」 ウォーズマン「――。(耳が痛い話だな……)」 ブラックホール「事は至極単純なこと。時空軸の中を漂っていた過去と現代が偶然接触し、本来ならば独立して存在するはずの二つの次元が混雑して存在することとなったのだ」 ペンタゴン「なるほど。時空交錯が発生したわけだな」 ブラックホール「そういうことだ」 スグル「じゃがのぉ。それと私たちが若返っておるのとどう関係するんじゃ?」 ペンタゴン「それはだな、キン肉マン。二つの次元が重なり合った為に、その両方の次元に存在する者の存在定義が、より強く生気を放つ方へと引きずられたのだ。そうだな、ブラックホール?」 ブラックホール「そういうことだ。そして、こういうことも起こりうるのだ」 プリンス・カメハメ「……おぬし、キン肉マン、か?」 スグル「貴方は……! カメハメ師匠!! お会いしとうございました、師匠!!(感涙)」 カメハメ「うむ、このカメハメもおぬしに再び会えようとは、思ってもいなかったぞ」 万太郎「……誰?」 キッド「一体、何者なんだ!? 初代キン肉マンが両手をつくだなんて」 ミート「何を言っているんですか! あの方をどなたと心得ています。元ハワイ超人ヘビー級チャンピオンであり、キン肉スグル様のお師匠様でもいらっしゃるプリンス・カメハメさまですよ!!」 大王「そして、スグルのシングル戦歴に唯一の黒星をつけた(王位の団体戦はノーカウント。)相手でもあるんじゃ」 ジェロニモ「オラの前にハワイチャンプだったジェシー・メイビアから話を聞いたことがあるズラ。何でも999回も王座防衛をした、当時は神のようにあがめられていたチャンピオンだったそうズラ」 ガゼル「……おい、ちょっと待ってくれよ、ジェロニモ先生、ミート……」 ジェイド「それじゃあ……もしかして、初代キン肉マンよりも強い、ということですか。レーラァ」 ブロッケン「どうだろうな。確かにプリンス・カメハメの実力は定評があるが……。どう思う、ラーメンマン?」 ラーメンマン「難しい問題だな。今のキン肉マンはカメハメ100手を体得していることでもあり、実力的には切迫していると思うが……。師弟である、ということが精神面にどう影響するか、も鍵になるだろう」 セイウチン「つまり、先生方の目算では、初代キン肉マンと互角の実力者だ、ということかあ」 チェック「驚きですね。そんな強豪超人がいたとは……」 テリー「そうか……過去と現在が混在する為に、過去にしか存在しない相手と接触することが出来る、ということか!! ――よかったな、キン肉マン……(感動)」 スグル「おお……ありがとう、テリー……」 カメハメ「うむうむ。(マシンガンズの友情図に感激中) あの時(王位大阪城決戦参照。)、これ以上ない冥土の土産を貰ったと思うたものじゃが……今また、それ以上のものを見ることが出来ようとは、思いもしなかったぞ。キン肉マン。あの後、王位には就いたのじゃろう?」 スグル「はっ! 師匠やみんなのおかげです……!」 カメハメ「うむ。おぬしならば、きっといい王になれるであろうのう。大王になったおぬしを見れるとは……わしは果報者じゃ(感涙)」 スグル「師匠……!(感動の抱擁)」 ブロッケン「……ふ、いいもん見せてもらったぜ(もらい泣き)」 ジェイド「レーラァ。オレも、あんなふうにレーラァが誇りに思えるような弟子になってみせます! 待っていて下さい!」 ブロッケン「……ジェイド(感涙)」 チェック「……ヘッド……。ヘッドの願いどおりの悪魔超人になれず、申しわけありません(ちょっと罪悪感)」 ガゼル「いや……そりゃ、仕方ねえだろ。道違えてるし(汗)」 ヒカルド「……パシャンゴ師匠……(ポツリ)」 万太郎「……なんだか、ここに黒い空気を育成してる人がいるんだけどさ〜。怖いよぉ(怯)」 ウォーズ「……ケビン」 ケビン「…………なんだよ」 ウォーズ「オレはケビンのセコンドを出来たことを誇らしく思うよ。ケビンはオレの願った以上の超人になってくれた」 ケビン「……」 スカーフェイス「あ〜ん? どうした、ケビンよお。なんだ、柄にもなく照れてんのか?(にやにや)」 ケビン「! んなわけ、ねえだろ!! 黙ってろ、燕野郎!!(怒)」 スカー「あ〜? 誰が燕だ、この二代目奇行子が!(逆ギレ)」 ウォーズ「ケビン……(汗)」 ハンゾウ「のう、ボーンよ。おぬしの父親がなにやらこちらをしきりに気にしておるぞ?」 ボーン「ああん? オレには父親なんざ、いねえよ」 キン骨マン「ボーンよお〜(泣)」 委員長「ふむ。ところで、ペンタゴンにブラックホールよ。この事態が解決するのにはどれくらいの時間がかかるのか、分かるかの?」 ブラックホール「次元の交錯自体は一日もかからず、離れるだろうよ。もっとも、我々の感覚としては数週間――もしくは数ヶ月にも感じるだろうが」 ペンタゴン「しかし、次元が別離した時に経過している時間はおそらく一瞬に過ぎないでしょう」 委員長「ふうむ……。真弓ちゃん」 大王「なんじゃ? 委員長」 委員長「(ゴショゴショ)」 大王「ふむふむ。それは面白そうじゃな」 委員長「そいじゃ、そういうことでいこうかの」 大王「そうしましょ」 委員長「伝説超人の諸君!」 ロビン「どうなさいました、委員長」 委員長「わしからの提案なんじゃが……。今の若者達――新世代超人達はそうじて自負心が強すぎる傾向にある!」 キッド&ガゼル「「強すぎるってどういう意味だよ!!」」 万太郎「そーだ、そーだ! まるで僕らが実力ともなってないみたいじゃん!!」 委員長「(無視) そこで、じゃ。全盛期の伝説超人の諸君に、超人レスラーの本質とは何か、そして真の結束とは何かを、身をもって教え込んでもらいたい!」 大王「この機会に、若者達をビシバシ鍛えこんでやろうではないか!」 ロビン「……なるほど。それはいい考えですな」 ケビン「クソ親父……なんかくだらねえこと企んでやがるな……」 スカー「ほお? おもしれえじゃねえか。全盛期の伝説超人と闘うなんて、本来なら出来ねえことだからな。オレはのったぜ」 ジェイド「オレも、若い頃のレーラァにスパーをつけてもらいたいです!」 セイウチン「ワシも、全盛期の伝説超人と試合が出来るなんて、光栄だあ」 委員長「ほほう。新世代超人達は乗り気のようじゃな」 ラーメンマン「確かに、こんな機会でもない限り、実現出来ない試合ですからね。いい経験にはなるでしょう」 テリー「オレ達も喜んで受けてたつぜ。な、ジェロ」 ジェロニモ「勿論ズラ!」 サンシャイン「グオフォフォフォ、アシュラマンよ!」 アシュラ「サンシャイン。私は再びあんたと組む、とは一言も言っちゃいない」 サンシャイン「!!」 ニンジャ「……アシュラよ。おぬし、サンシャインとなにかあったのか? 少なくとも六騎士時代はあのような男ではなかったと拙者は記憶しているのだが……」 アシュラ「私は知らんぞ。まったく身に覚えのないことだ」 バッファ「けど、惜しいな。ソルジャーがいりゃあ、血盟軍が再結成出来るのによ」 ブロッケン「確かに、そうだな。ソルジャーはいないが、久しぶりに超人血盟軍が集まったわけだ」 ニンジャ「うむ。言われてみれば」 アシュラ「本編では無理そうだがな」 ニンジャ「ううむ。それを言われるとs反論出来かねるな」 バッファ「オレは再登場するぜ?」 ブロッケン「そういや、アシュラ。あんた、何があったんだ?」 アシュラ「それは、今後の本編で明かそう」 ネプチューンマン「フハハハハ! 下等超人どもよ!! この完璧超人の首領・ネプチューンマンさまが相手になってやろう!!」 ビッグ・ザ・武道「そのマスク、我々ヘル・ミッショネルズが狩り獲ってやろう!!」 スグル「おわあ! どうしたんじゃ、ネプチューンマン!?」 悪魔将軍「フン、完璧超人? 小賢しいわ! 正義超人ともども捻り潰してやるわ!!」 サンシャイン「おお! 将軍様!!」 ニンジャ「何と!?」 バッファ「なぜ、あなたが!?」 アシュラ「本編より先に復活なさいましたか、『恐怖の将』さま」 悪魔将軍「いくら読者の全員が承知しておる事実とはいえ、明言するでないわ!!」 カナディアンマン「……もしかして、誰もオレ達の存在に気付いてない?」 スペシャルマン「もしかしなくても、そうみたいだな……」 2004年皐月上旬
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